ツキ板のはなし ~10月18日はツキ板の日~

ツキ板の日制定について

全国天然木化粧合単板工業協同組合連合会(略称:全天連)は 、「ツキ板の日」を定め、6月7日次の通り発表した。


  1. ツキ板の日
    10月18日とする。
    (注)「10月18日」とした理由
    •   〇10月は、陰暦で「神無月」である。「神無」と「鉋(カンナ)(昔は手工具である鉋で
         突いてツキ板を製造)」の語呂合せから10月とした。
    •   〇18日は、「木」の字体から「十」と「八」に分離出来ることから、18日とした。
  2. 制定の趣旨
     ツキ板の利用促進と業界の発展を図るために制定する。
  3. 制定の背景
     ツキ板は、木目の美しさを最高度に表現する素材として、生活に潤いと安らぎを与えてくれることから、建築の内装、家具をはじめ自動車・電車・飛行機等の内装など広く利用されている。また、卓越した高度の加工技術により貴重な木材資源を最大限有効利用し、人々の暮らしの中に「安心」「安全」「快適」を提供しているところである。
     平成22年10月1日「公共建築物等における木材利用の促進に関する法律」が施行され、国が率先して木材利用に取り組むとともに、地方公共団体や民間事業者にも国の方針に即して主体的な取組を促している。
     今後、公共建築物、住宅、家具等の備品類への波及効果を含め、木材の需要拡大が期待されるところである。
     このような動きの中で、ツキ板の利用促進と木材業界の発展を期して「ツキ板の日」を制定しようとするものである。
  4. 「ツキ板の日」に関する行事
     各協同組合が、「木づかい運動」と併せてそれぞれツキ板のPR活動を実施する。